-創造神話- First・Archipe

これは世界樹の、ある一本の枝のお話。

ラタトスクによって創られた創造神の一人、First・アーカイプ。

Firstは枝に現れると その大きな翼を広げ、それをはばたかせ風を吹かせました。
その風は空間を広げ、時間を刻み、物質を創り、命を育んでいきました。 こうして、世界が創られたのです。

しかし、その世界はまだ未熟です。まだ足りない成分がたくさんあります。

そこでFirstは再び翼をはばたかせました。すると、Firstの力のこもった羽がどんどん抜け落ち、その羽からから何人もの神が生まれました。それぞれの神に一つずつの役割を与え、世界を更に育てさせたのです。

こうして、少しずつ世界は創られていったのです。

 

 

 

 

ラタトスク・イグドゥラシィル

First・アーカイプ

 

 

 

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